一言で言うと、本当に鬱映画。辛い。
きっとこんな人生になっている方もいるかもしれない、が、にしても辛い。
人組の夫婦の話なんですが、アルバイターのライアンゴズリングが医者を目指すミシェルウィリアムズに惚れて、アプローチして付き合う、という幸せな時期を経て、子供が一人いる夫婦になってからの冷めきっている雰囲気の現在があり、幸せな時期と現在を行き来していく話。
行き来というか回想シーンをだしながら、現在がすすんでいっている感じです。
付き合っているころは本当に幸せそうで、私までドキドキしました。
夜2人で周りを気にせず、歌って踊るところとか、若いですよね。楽しそうでした。
現在は冷めきっているとうよりも、夫はいまだに愛しているけど、妻の愛情が夫に全く向いていない、という感じですね。
妻の態度はひどいものでした。冷めるとこうなりますよね、そりゃ。
結局最後は離婚になりました。
子供はパパ行かないでと言いますが、夫はどこかへ歩いていくところで終わりました。
さすがに辛くて泣きました。
ちなみに子供ってのいうは元彼との間の子です。
どんなに愛していても伝わらないものもあるのだなと。
ただ、夫も夫ですよね。朝から酒飲んでペンキ塗りの仕事をして家族と過ごすって妻も嫌にもなりますよ。
一方の妻は看護師でバリバリ働いているし余計ですよね。
この二人はお互いがうまく過ごせるよう努力していなかったんじゃないかな〜なんていっちょまえに思います。
夫も妻の気持ちを汲んで、ちょっとちゃんとした仕事に就いてみるとか、妻は言い方を変えてみるとか。
やりようはあったような。
反面教師にしたいものです。
もう一つ思ったことは、妻、というよりミシェル。
ダメ男ばっかりだな!!!
ダメ男ばっかり好きになる人たまにいますよね〜。
考えた結果、どっちもどっちだな。(笑)
ミシェルは相当かわいい役柄だから離婚後も男性に困ることはないんじゃないかと思います。
夫は愛していた妻に別れを告げられ、はげかかってるし、今後どうしていくんだろ、とか心配になっちゃいました。
にしてもライアンゴズリングの演技力はすごいですね。
いろいろ観ていきたいところです。
あ、この映画の中で一つぐっときたところがあって、夫が妻を誘ってたまには出かけようと、安いラブホに行くんです。
そこでなんとか夜の営みにもっていこうとするんですけど、のらりくらりとかわされ続けて、結果、半ば強制にやりそうになったけど、こんなんじゃないと踏みとどまるんです。そこから殴ってよとか言われても絶対俺はお前を殴らないっていうんです。
ここ!ちょっと変かな?
どんなに喧嘩してアル中で酔ってても、俺はお前に手をあげない!ってかっこいいなと思いました。
妻は手をあげられてDVって言って離婚するのがよかったのかもしれないですけど。
こういう映画は気を病むし、観たあとなんか疲れますね。
もう一度観ようとは思いません。
おわります